昨日、娘とBunkamuraオーチャードホールで、NYCBの来日公演を見に行きました。

13年前の2000年にもNYCBのおなじくオーチャードホールでの公演を見に行っていた事が思い出されました。

日本に居ながら、あの臨場感が味わえるのは素晴らしい事ですね・・

NYCBといえば、バランシンとロビンスですが、なかでもバランシンはアメリカのモダンバレエの功績を残した人物です。

それまで、バレエは文学(物語)や美術(装置・衣装)があって始めて確立しえた総合芸術でした。

今世紀半ばから後半にかけて抽象バレエというジャンルを遺したバランシンは、革新的な振付家として知られています。世界的なダンサー、バリシニコフやヌレエフも彼を尊敬し、崇拝したといいます。

アートを巡る旅

アートを巡る旅

アートを巡る旅

1904年、ジョージ・バランシンは帝政末期のロシアの首都サンクト・ペテルブルグに生まれ、帝室舞踊学校に学びます。革命直後にダンサー・振付師として活動し、やがてセルゲイ・ディアギレフに見出されます。結核を闘病しながら、ヨーロッパを点々とする雇われバレエマスターの日々を経て、アメリカにバレエを根付かせたいと思うデパート王のリンカーン・カースティの誘いを受けて渡米します。世界恐慌や戦争を経て、アメリカはさらに経済繁栄に突き進んでいきます。NYの町も芸術の新しい息吹に目覚め、既存なものからの脱却、抽象芸術(ポロック等)やシュールレアリストを中心とした芸術が台頭していきます。

新しい芸術を受け入れる下地が、バランシンやカースティンの狙いにまさに追い風になります。

流行を作る事は、時代よりも半歩リードする事が鍵となるのですが、新しいことを理解できない評論家からの逆風にも耐えて、バランシンはNYCBを世界に認められるバレエ団として確立させました。

バランシンのバレエは目で見る音楽だとも形容されます。

まさに、音楽に合わせて表現するのではなく、身体の動きから音楽そのものを描き出す

まさに抽象芸術だともいえます。

私が感じたことは。NYCBのダンサー達のシンプルなレオタード姿は、躍動する肉体そのものを感じることが出来て、舞台そのものを楽しめました。

2000年にも見た代表作のウエストサイドストーリーを見れて感激でした。