曼荼羅を見ていると万華鏡を思い出しますね

幾つもの鏡の部屋で何度も折り重なるように同じものが永遠と続く世界

曼荼羅も仏教の世界観を描いています。

幾つもの繰り返し(輪廻)で繋がっているあの世とこの世。

密教僧は、曼荼羅の中に入り、瞑想するとも聞きました。

生と死の間をたゆたっているような、そういう寂しいような、たのしいような時間を、私はこよなく愛する

白洲正子さんの言葉ですが、仏教美術を見ているとそのような気持ちになります。

私たちの魂はどこから来たのか?

どこへ行くのか?

随分前に、白洲正子展が世田谷美術館でありましたが、薬師如来や沢山の仏像を見ていたら、眠くなるような陶酔感を感じました。

仏像は気を発すると思いました。

幾つもの歴史と人々の思いを消化し、浄化する仏像は、もはや仏教美術品ではなく、超次元的存在なのかもしれませんね。

本当の仏教とは、眠くなるような安堵感、包まれているような大きな包容感なのでしょう。

それは宇宙の仕組みを体で知る事なのかもしれません。