花へんろというと、早坂暁のNHKドラマである。

初回が昭和60年に放映されている。

桃井かおり役の静子を始め、名俳優で脇を占めている。

物語は、早坂暁自身の体験であり、静子は母親の投影である。

遍路道に面した商店「富屋勧商場」に嫁いだ静子を軸に、激動の時代に翻弄される庶民の生活を、遍路や俳句を交えながら叙情豊かに描いている。

私の忘れがたいシーンは、静子が体の弱い我が子の為に遍路へ行く場面である。

桃井かおりは、この作品で一皮向けたような感じがした。

今は、NHKと言えば、マッサンが話題だが、いつも思い出すのは昔見た作品の数々だ。

昔のドラマのすごいところは、場面が思い出せるところ。

今のドラマは、そこまで印象に残るものは無いように感じる・・・

何が原因なのか分からないけれど、俳優なのか?脚本家なのか?