久しぶりに横須賀美術館へいきました。

エビハラブルーと言われた海老原喜之助の展覧会です。

鹿児島生まれで、画家を志して上京し、川端画学校で学び、アテネフランセにてフランス語を習得の後、単身渡仏後にレオナール藤田を師事、サロンどートンヌで入選。

フランス人女性と結婚し、二児を得るものの、世界恐慌から対戦へと続く中、妻と離れ離れになり帰国。

熊本で創作活動をするものの、やはり、パリに戻りたいと言う欲求の為に再び渡仏。

癌の為に帰国を待たずして、客死する。

芸術家らしい激動の人生である。

パリでの客死と言うと、佐伯祐三も思い出されるが、海老原の方が年下であるようだ。

妻や子と過ごしたパリ時代が忘れられずに、再び渡仏して客死してしまう。

物悲しいが、温かみのある画風を彩るブルーの色彩は、海の近くの生まれで、いつも海の色を見て育ってきたからだと言う。

あの時代には、パリで活躍した日本人芸術家が多くいた。

良い時代だったのでしょう・・