夏になると、エリック・ロメールの獅子座という映画をなぜか思い出してしまう・・

運だけは誰にも負けない。40歳を過ぎれば、幸運か不運かが分る

劇中で言う主人公のセリフ。

遺産相続を当てにした自称作曲家の中年ボヘミアンが、獅子座特有の浮き沈みの烈しい運勢にもてあそばれると言うストーリー。

エリック・ロメールのヌーベルバーグの記念的作品のひとつとされている。
その日暮らしの芸術家気取りの自称作曲家が、叔母の財産が自分に全て入ると思い込み、友人たちとパーティーで派手に馬鹿騒ぎする。

だが、当てにしていた財産は従兄に託されたと聞き、借金に追われるルンペンへと成り下がる。

しかし、従兄が亡くなったと聞いての大逆転人生劇。

友人たちに大盤振る舞いする主人公とホームレスから食べ物を恵んでもらう主人公の落差の面白さ。

お調子者でいい加減性格の上、他力本願なギャップの烈しい人生。

運命の女神が微笑んだり、そっぽを向いたり、また近寄ったり・・

忙しい人生だが、見ている分には楽しませてくれる。

日々雑感