日々雑感
こういうことを書くと、随分夢見がちな人間だなと思われても仕方ないと覚悟している。

数年前の話であるが、一人で南仏とパリの美術館を巡る旅行をしていた。

ゴッホのアルルの跳ね橋を見てきたばかりだったので、パリのオルセーでゴッホの絵を探していた。

ドガやモネはすぐに見つかるのだが、なかなかゴッホのコーナーに行き当たらない・・

すると、知り合いのいないはずのフランスなのに、後ろから強い視線を感じた。

じっと見られているようで、背中に刺すような感覚がした。

後ろを振り返ると、ちょうどゴッホの絵があった・・・・

多少薄気味悪い話かもしれないが・・事実である。

ゴッホの絵には、多次元的な不思議なエネルギーを感じる。

創造的な人間は、シックスセンスの感度が高いと言われる。ゴッホもそういう種類の匂いがする。

精神的に病んでいた事は周知の事実だが、普通の人が見えない世界を感じ、その中で生きていたのではないかと思う。特に色彩感覚にそれを感じる。

ゴッホ展などに行って、そういう絵に囲まれると、不可思議な感覚に襲われ、落ち着かなくなる。

いい意味でも悪い意味でも、エネルギーが高すぎる。息がつまり、不穏な感情に苛まれる。

霊界との交信に近い。ぞっとするような、何とも言えない感覚。

私は、気功をここ3年通い続けて、気というものに人よりは敏感になっているようだ。

水晶や岩塩、気の流れが良い場所や極端に悪い場所では、自分の意志とは関係なく身体が反応してしまう。ゴッホの絵の強烈なエネルギーが苦しく感じるときもある・・・

反対に、白洲正子展では、仏像を沢山展示していて、心地よいと言うか、身体が眠くなるような反応が出た。自発的に身体が動く自発気功も出ている。

特異体質とは面白い反応が出るものだと思う。

また、芸術とは決して心地よいものだけに評価が集まるわけではないと言う事も実証できる。

人を沈静化するような穏やかなエネルギーと不穏なエネルギー、どちらも必要なのかもしれない。

陰と陽、昼と夜のように、相反するエネルギーが互いに結び合った時に、万物が動き始めるようにも感じる。

日々雑感