栃木県足利市で、三大陶芸展とグルメグランプリを行っていました。
友人に誘われて、行って来ました。
紅葉を眺めながらの、行楽は楽しいものです。
栗田美術館は初めての入館でしたが、建物も展示物も見ごたえのある美術館でした。
裏庭の風景が、情感があって、韓国の古都インサドンを思い出しました

陶磁器専門の美術館は全国各地にあるが、栗田美術館は伊万里(栗田美術館では「伊萬里」と表記している)および鍋島の磁器のみ1万点あまりを収蔵する、世界的に見ても有数の陶磁コレクションである。創立者栗田英男(栗田政治経済研究所所長として著名)の意思で、収集対象は「伊万里」と「鍋島」というわずか2つの分野に絞られている。

近世初期、朝鮮半島や中国の陶磁の影響を受けて創始された有田の磁器は、伊万里の港から積み出されたことから「伊万里焼」の名で知られ、日本国内だけでなく、ヨーロッパの王侯貴族にも愛好された。色絵磁器、染付(白地に青一色で文様を表したものをこう呼びならわす)など、さまざまな器種や技法の名品がある。一方、同じ肥前国に生まれた鍋島焼は、鍋島藩の御用窯として藩主の使用品や他藩への献上用などの極上品のみを焼いた窯で、製品の大部分は絵皿であり、そのバラエティに富んだデザインと完璧な絵付に特色がある。
栗田はこれら肥前の磁器を、世界陶芸史上、最高の芸術品であると絶賛し、事業のかたわら、1996年(平成8年)に没するまでの約半世紀間、驚異的なまでの情熱を傾けてこれらの磁器を収集し、また自ら研究した。
美術館ははじめ東京都中央区のビルに1968年(昭和43年)に開館し、1975年(昭和50年)に足利本館が開館している。1993年(平成5年)には足利市本城にある栗田の私邸も財団法人栗田美術館に寄贈され、栗田英男記念館となっていたが、2005年(平成17年)12月29日、収蔵品は栗田美術館に移転され、栗田英男記念館は閉館した。

足利学校で知られる足利市の郊外にある美術館は、3万坪といわれる広大な敷地に、本館のほか、大手門、磁器館、歴史館、資料館、阿蘭陀館、無名陶工祈念聖堂、栗田嵐嶽記念館、工房など大小30あまりの建物が建つ。広大な庭園や展示室の設計、磁器の飾り付けまで、すべて栗田本人が手がけたという。
なお、栗田嵐嶽記念館は、栗田英男の実弟で、生前には1点の作品も公表しなかった孤高の芸術家である嵐嶽の絵画などを展示している。

アートを巡る旅

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