東山魁夷と言えば、日本を代表する日本画家である

生誕110年ということ事で国立新美術館で大きな回顧展が行われている

日本人の心象風景とも言えるその静寂で端正な画風は、私達の心の奥底にまで入り込むような絵だ

風景画はただ風景を写実的に写す事だけではない、作家の心象風景、その時間、空間の磁場を表現している

東山魁夷の絵を見ていると日本人に生まれてきた事を誇らしく思う

なかでも、海を描いた襖絵は素晴らしい

こういう襖のある部屋にいたら、波の中を漂う気持ちで眠れるだろう

美しい日本の自然、四季折々の情緒ある季節、全てが静寂の中に佇む

東山魁夷の絵は、万人に安心感と安定感と静寂の世界を与えるような素直な絵だ