自粛解除後、初めて美術館に行ってきた。東京都現代美術館は、江東区にある、水と自然をテーマにした現代美術を主に展示する美術館だ。

光、水、霧などの自然現象をテーマにしたインスタレーションなど、見応えのある展示だった。

エリアソンのときに川は橋となるというテーマは、まだ明確になっていないことや目に見えないものが、たしかに見えるようになるという物事の見方の根本的なシフトを意味している。と会場に記されていたが、自然現象を再構築することで、見えざるものの本質が露わになることを表現したかったのかと感じた。噴水の水が、揺らめく光に見える時、水が光であり、光が水になる、その瞬間を捉えることになる。人間の眼球のような装置や、光によって、様々に変化する色や形、それこそが全ての自然のシステムの証のようにさえ感じる

現代美術を通して、見えざるものの本質が露わになる、見えてくるという事こそ、芸術のテーマであると考える